RICE処置とは
R;rest→安静
I;icing→氷冷
C;compression→圧迫
E;elevation→挙上
怪我をしてから数日の間の正しい処置(RICE処置)がスポーツへの早い復帰が可能になります。
もし怪我をして其の後も試合があるのなら、まずはさておき試合をパスする事で怪我の像悪を防ぎます。(rest→安静)
怪我の回復には如何に内出血(いわゆる"青タン")を最小限度にする事が協議復帰に際しての必要十分条件となります。icing→氷冷、compression→圧迫、elevation→挙上を数日間行ってからサポーター装着、テーピング、ストレッチ、筋トレをする事が最短復帰の最善の方法と思われます。
怪我の程度でどう対応するべきか
@ 体重が掛かる関節(足首、膝、股関節)
@)体重が掛けられない→骨折か重症の捻挫→副木固定して、整形外科を受診し患部のレントゲン写真を撮って正確な判断と指針を仰ぐ。
A)体重が掛けられる→RICE処置を一日した後に
T;腫れが引ければテーピング
U;腫れが引かなければ整形外科を受診し、歩行ギプス作成(医者の判断による)
A 体重が掛からない関節(肩、肘、手首)
@)痛くて動かせない→副木固定して患部に負担の掛からない様に三角巾固定
A)痛いが動かせる→痛い方向を制御するテーピングを巻く。
アイシング(氷玲)の実施方法
RICE処置は4つ供に如何に内出血を最小限度にして、怪我のかかっている期間の短縮と早期のスポーツへの復活を促す方法です。アイシングは物理的に血管を縮めて内出血を防ぐ訳ですから、湿布は駄目で(冷湿布はハッカと同じで痛み止めであって決して冷やしていない→慢性期に使用)、理想的にはバケツの水を入れて氷を入れて30分患部を冷やします。そういう物が無ければ、保冷剤か凍ったペットボトルをタオルにくるんで患部に当てる。但し冷やしすぎると凍傷の恐れがでてきますので、直接長時間の冷却を避け、アンダーラップ上かタオルの上から間接的に当てるか、短期間(5分程度)のアイシングを頻繁に行い、24〜48時間続け、内出血、腫れを最小限度にする。
圧迫( Compression)も如何に内出血を最小限度にする方法で、理想的には伸縮包帯で患部をくるむか、無ければ伸縮する靴下か下着で患部をしばって圧迫を掛ける。
挙上(Elevation)は心臓よりも怪我した場所を高い位置の置く事で腫れが最小限度にする事で、アイシング、圧迫がきちんとされた後にする。
「水は低きに流れる」事を考え、心臓より患部を高い所に置き、腫れが少しでも最小化するようにする事です。従って座布団若しくは枕を2〜3枚重ねてその上に足を置いたり、腕を置きます。
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